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熱血コラム

不動産業界はダークなイメージがいつまで経っても抜けきらない

2008.12.29

アメリカの「ビック3」が波紋を呼んでいる

忘年会2

報道では破たんの危機を高らかに謳うが、アメリカ国民のほとんどが、公的資金による救済を望んでいないという。

内情はよくわからないが、「小型化」「エコ化」の国際競争力に乗り遅れたことは否めない。世界的にみて高すぎる人件費。日本の農業ではないが、政府による手厚い保護政策は、当該産業を脆弱化させる。

勃興と衰退を繰り返し、淘汰再編が産業活性化の必要要件。

競争社会である以上、笑うものと泣くものがいる。

僕の家族はかつて泣くものへと陥落した。

社会の掟からすれば、淘汰されるべきものもある。法を侵したり、人間としての正しさを追求し得なくなったときがそうである。

自身の属する業界で考える

空室が長引くなり、近隣仲介業者へ足を向ける。ある物件を決めようと思えば、ソフトとハードの両面でのアプローチが欠かせない。ITの技術を駆使するだけで解決できるものではない。

ちゃんとアナログに顔を出して覚えてもらって、頭を下げての営業活動が欠かせない。

でも、頭をカチンとさせる場面も当然ある。

「0ネットにすれば決まりますよ」

業界外の方にはわからないかと思うが、「礼金を上乗せし、その分を成功報酬としてよこせ」という話である。

借主からすれば全く同じマンションの同じ一室が、向かった先の不動産屋さんによって礼金価格が全く違うのである。

不動産業界はダークなイメージがいつまで経っても抜けきらない。無知なる人を騙したり、言いくるめたり。業界内の洗浄化はいつまで経っても進まない。

不満である。

「何のために働くのか」それが見えていない

モノの価格には「原価」に対し、「適正利益」が上乗せされていることが望ましい。

利が薄くなれば、商品にしわ寄せが来る。その産業は永続しない。いつかは淘汰の波がくる。分かっているけど止められない。それは目先の利にばかりに目が向き、理念や哲学を見失っているから。
「何のために働くのか」それが見えていない。伝えていない。

8万円の賃貸マンションの一室を仲介するなり、成功報酬額が20万円を上回る。借主手数料を加えれば賃料の約3倍に相当する。これは果たして「適正利益」なのか。

オーナーは実質的に成功報酬を支払っているわけではない。

「礼金」という名で受領するユーザー(借主)からの金銭がほぼすべて仲介業者・管理業者の懐へ流れるのである。

「適正利益」であるなら正しい利である。

賃料の3倍が果たして適正なのだろうか?

儲けの構造を間違っていないだろうか?

その仕組み、解体させるべきではないだろうか?

「社会の問題点を解決する」

これが変わらぬ信念。

情報不足の消費者が馬鹿を見るような悪しき慣習は打破するべきではないだろうか。

社会的使命がそこにある。

ダメなものはダメ

僕もさらに考え抜かねばならない。綺麗事だけでは飯は食えない。

でも、「綺麗事」さえ言えねば、何のために働くのかがわからない。

生活のため?

それだけの動機で、若者が希望の見出せなくなりつつある今の世の中、身を乗り出して夢に邁進できるだろうか?

「今時の若い奴は」

変にオトナになるほうがおかしいに決まっている。

オーナーとユーザーをよりフラットに結びつけることが賃貸住宅に携わるものの責務である。

「ダメなものはダメ」

そうはっきり方向性を示せる役職者でありたい。

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